40代【生きるとは何?】と思ったら読むべき本のおすすめランキング

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『40代。あと半分の人生をどうやって生きていく?一つの言葉で変わるかも』

michi

 

40代。人生の中で最も

働き盛りかもしれません。

仕事がキツイかもしれません。

 

最も

家庭の悩みがあるかもしれません。

金銭的にキツイかもしれません。

人生に慣れて、最も惰性で生きているかもしれません。

 

40代と言えば、人生のちょうど半ば。

これからだ!なのか

もう終わりに近づいていく・・なのかは

あなた次第。

 

これからどんな風に生きていきますか?

そんなヒントになりそうな40代が読むべき本をランキングで紹介してみます。

 

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no3

あん ドリアン助川

あん (一般書)

 

どうしようもない人生の閉塞感のなかで生きている「小さなどら焼き店の店主」

ある日訪れた老女の作るあんに魅了されて彼女を雇うことに決めます。

 

その後、彼女が原因で色々なことがおきて、彼女の歩んできた人生を知ることになります。

そこで彼女のあん作りに込められた思いと、彼女が生きてきた時間の過酷さを知ります。

 

彼女の残してくれた言葉によって、自分の人生にひとつの目的を見出すというお話です。

 

この世の中には、たとえ理不尽であっても、どうしようもないことがたくさんありますよね。

その中で生きていかなければいけない。

でも、「生きていくことに価値があるんだ」ということを語りかけてくる物語です。

 

今の自分の立場が「不運である」だとか「不遇である」と考えてしまいがちです。

でも、結局は丁寧に丁寧に日々を過ごすしかないというのを教えられた気がします。

 

老女が自分の苛酷な人生の中でたどりついたこと。

語りかける言葉は「人生における目的や生きる意義」にとらわれがちな自分にとって、考えさせられるものがあります。

 

そんなものを意識することで、なんとか綱渡りをしているんじゃないかな。

ちょっと疲れて自分を見失っ時にはおすすめです。

 

 

no2

草原の椅子 宮本輝

草原の椅子〈上〉 (幻冬舎文庫)

 

50歳を迎えて、人生に満たされない思いやピンチにたたされている男2人。

この2人が「親友」になることを決意。

 

そして、これまた人生にやり場のない思いを抱えていた中年の美女。

この3人で、答えを探していくというお話です。

 

3人は、小さいころから虐待をうけてきた幼い子供を介して共通の目的意識で結ばれます。

4人でパキスタンのフンザという最後の桃源郷と言われる地を訪れることになります。

 

そこで自然や人々と触れ合ううちに、それぞれの人生に対して新たな決意をいだく物語。

 

物語のなかでは、フンザの人々の自然や暮らしが描かれています。

これを、生き生きとした息遣いを色合いをもって語りかけてきます。

 

自分の人生の行く先に対する不安、歩んできた人生に対する疑問を抱くであろう年齢。

こんな時こそ、ふと立ち止まって深呼吸してみ。胸の空気を入れ替える。

こんなことが必要なんだなと。

 

フンザで会った老人が言った言葉は

「ただしいやり方を続けなさい」

目新しい言葉ではないかもしれませんが、やはりフンザの風景の中の言葉として胸に迫ってきます。

 

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それでは、40代【生きるとは何?】と思ったら読むべき本のおすすめランキング第一位の発表です。

 

結局は生きていくという事と、人と人との関わりは切っても切り離せません。

だったら、みんなに後ろ指をさされる人生より、みんなに慕われる人生がいいですよね。

誰もがそう思えるような作品です。

 

 

no1

のぼうの城 和田竜

のぼうの城 (ビッグコミックス)
のぼうの城 (ビッグコミックス)

 

戦国時代、圧倒的な勢いで天下統一に向っていった豊富秀吉。

 

彼の2万の軍に対して、たった500の軍勢で立ち向かって、苦しめた男がいました。

その男は城下の百姓からも「のぼう」と呼ばれていました。

「のぼう」とは「でくのぼう」の「のぼう」のことなんですね。

 

そんなのぼうが、秀吉軍に立ち向かえたのはなぜか?

ということを通して、人の生き方みたいなものを考えさせてくれる物語です。

 

のぼうは決して才気をみなぎらせたり、豪胆さをひけらかす人物ではないです。

ただただ、平和な生活を愛する、これが「のぼう」なんです。

 

何故そんな彼が2万の軍を前に戦えたのか。

そして勝利を収めることができたのか。

 

それは、彼の生き方や人となりが周りのみんなを知らぬ間に味方というより「友」として引き入れていたんです。

これが、秀吉軍を蹴散らす大きな助けになるんですね。

 

ついつい、

自分の価値を周りの評価として置き換えたり、自分のためだけに行動してしまう

そんな人にとっては、爽やかな一撃をくらわされた感じがしますよ。

 

こんな心もちで生きていけたらいいな~と思ったりします。

戦いのなかで描かれている他の人物も本当に魅力的です。

 

他の登場人物もまた「こんな風に生きられたら」と思わせてくれる人物ばかりです。

合戦場面も含めて、痛快な物語ですが、読んだ後には彼らの姿が心に残されます。

 

 

matome

この年代の読書好きな人は、ビジネス書も自己啓発本もたくさん読むことでしょう。

自分を磨くためにはとても大切です。

 

でもたまには、生きるってなんだろうな・・と思えるような本も読んでみてください。

そっちの方が、人生が変わっちゃうかもしれませんよ。

 

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