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スイヘーリーベ・ボクノフネ・ナナマガールシップス・クラークカ
でしたっけ?
こうやってメンデレーエフの元素の周期表を覚えましたよね。
なにやら「理化学研究所が113番元素発見」で
名前がジャポニウムになりそうだとか。
光子力ビーーーム
超合金で有名なマジンガーZとの関係があるのか。
ちょっと調べてみましょう。
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ジャポニウム発見!
最近発見されたの?と思ってましたがそうではないんですね。
理化学研究所の森田浩介さん(現 九州大学)が2004年と2005年に1個ずつ合成に成功。
2012年には3個目の合成に成功。
3回も合成に成功したんだから、これは信ぴょう性があるでしょう。
ということで、国際学術機関が認定する見通しになりました。
基本的には発見・確認者が命名権を得られるので、色々候補が上がりました。
「ジャポニウム/ジャパニウム」(Jp)日本だから
「リケニウム」(Rk)理化学研究所だから
「ユカワニウム」(Yk)湯川秀樹にちなんで
「ワコニウム」理研が和光市にあるから
などなど。
どうやら「ジャポニウム(Jp)」となりそうです。
まぁこれが一番しっくりきますね。
ちなみに今までに日本人が元素を発見したことはありません。
日本人というよりも、アジアで発見されていないんですよね。
今までは米露独。
なので、ジャポニウムが認定されればアジア初になるわけです。
アジア初という事もあってか、韓国や中国からは反発もあり。
というのは、ジャポニウム=ジャパン=日本 国名ですよね。
これを韓国や中国の授業で教えないとならないとすると・・?
ジャポニウムはどうやって作る?
ジャポニウムは、自然界にはありません。合成元素です。
合成
という事は、2つ以上の何かと何かが関わるわけですよね。
人工的に作られたということです。
その前に。
自然に地球上に存在する元素は水素~ウランまで92種類あります。
水素~鉄まで26種類は、どのように生成されたかが分かっていますが
鉄より重い金、銀、銅など私たちになじみの深い元素は、どうやって作られるのかが分かってないそうです。
超新星が爆発した影響だとか言われていますが。
こんなに化学が進んでもまだまだ謎だらけという事です。
で、ジャポニウムの合成ですが
理化学研究所は線形加速器を使って亜鉛の原子核を光速の10%まで加速し、
ビスマスの原子核に衝突させて合成した。
陽子と中性子の数を合わせた質量数は278で鉄の約5倍重い。
不安定で寿命は千分の1秒以下と短く、化学的な性質は分かっていない。
ひとことで言うと、、
亜鉛とビスマスをめっちゃ思い切りぶつけたらくっついた
のがジャポニウムです。
ちなみに亜鉛は30番、ビスマスは83番。
30+83=113番がジャポニウム!ということです。
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元素に「ウム」がつく意味は?
カリウム、マグネシウム、カルシウム、アルミニウム・・そしてジャポニウム。
確かに、ウムが付く元素が多いですよね。
「ウム-ium(-um)」はラテン語で、中性名詞の語尾に津言葉。
金属元素の語尾に「inm」を付けるのが主流になっています。
なので、「ウム」が付く元素は金属系ということになります。
ジャポニウムも金属系という事ですね。
ヘリウム(風船を浮かせるガス)は金属じゃないんじゃ?
「初めは金属系だと思って命名したけど、やっぱ違った~」
という早とちり命名もあるんですね。
マジンガーZはジャパニウムで作られた
ジャポニウムってなんか聞いたことあるような・・
と思った人もいるのでは?
それは、マジンガーZ!
正式にはジャパニウムなんですけど・・
マジンガーZの超合金Zはジャパニウムから作られています。
マジンガーZを開発したのは兜十蔵博士。
博士が富士火山帯の地層から発見したのがジャパニウム。
という事なので、ジャパニウムは自然界に存在する!んです。
そして、ジャパニウムの核融合で発生するのが光子力。光子力ビームですね。
更にこの光子力は、液体にもなるので車の燃料にもなるとか。
マジンガーZの戦いが終わって平和になった時、この光子力は平和利用された。と。
少年漫画にこれほどの事を盛り込んでいたなんて、恐るべし永井豪。
自然界に存在する元素はもうないのでしょうが
合成元素はこれからもでてくるでしょうね。
ジャポニウムは113番目の元素ですが、すでに118番までも発見されているとか。
証明や裏付けに時間がかかるので、なかなか進めないそうです。
素人的にはどんどん実験すればいいじゃん!と思いません?
実はこれらの合成装置を起動するのには、数百万~数億円かかるそうで・・
おいそれとは動かせないということなんですね。
2016年6月8日追記
ここにきて、どうやら「ニホニウム」が有力候補となりました。
なんか言いにくい・・
2016年11月30日追記
「ニホニウム」に決定しました。
アジア初で周期表にのる快挙です。
少し残念ですが受け入れましょう!
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