【貴志祐介】おすすめ小説ランキング 【これを読んだら絶対ハマる】

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『ホラー&ミステリー界では誰もが知っている貴志祐介』

horror

 

黒い家  主演:内野聖陽、大竹しのぶ
ISOLA 多重人格少女(十三番目の人格) 主演:木村佳乃
青の炎  主演:二宮和也
悪の教典 主演:伊藤英明

 

貴志祐介氏の作品で映画化された作品です。

なので、映画を見て興味を持った人もいるかもしれませんね。

この他にも、漫画化されたものもたくさんあります。

 

ちょっと小説を読んでみたいけど、どれから読んだらいいかわからない!

というホラー好きのあなたに、貴志祐介氏の作品のおすすめをランキングで紹介します。

 

ハッキリ言って貴志祐介氏の作品は、ハズレがないです。

 

なので、私がこれはイイよ!というものを選びました。

あ、さっきからホラーホラーと言っていますが、そればかりではないですよ。

ホラーあり、ミステリーあり、サスペンスありです。

 

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それでは、貴志祐介作品の(私の)人気ランキング第3位から発表していきたいと思います。

3位というか・・どれも同率1位でもいいんじゃないか?

そんな作品たちです。

なるべくネタバレしないように書きましたが^^;

 

no3

天使の囀り

tenshino

出典:http://www.amazon.co.jp ↑クリックで拡大表示

 

ホラー小説には色々ジャンルがありますが、これは、言うなれば「グロテスク・ホラー」です。

 

ある日、「天使の囀りが聞こえる」と言った人々が次々に自殺する、という事件がおきます。

「天使の囀り」とはなんなのか?

そんな所から物語は始まります。

 

そして、だんだんと自殺者に共通するある出来事が浮かび上がっていく。

それは、ある日の体験。その体験とはなんなのか。

舞台の秘密はアマゾンに隠されている。

そして、その出来事が明らかになるにつれて、「天使の囀り」の正体も明らかになります。

 

とにかくこの小説の特徴は、「恐い」そして「気持ち悪い」です。

食事中は読まない方がいいかもしれませんね~。

 

確かに、恐怖やグロテスクさというものが際立つ本作ですが、それ以上に、読み進ませる力を持っています。

ラストにつれて物語が高速で加速していき、そして一気に結末を迎える。

 

本書のあおり文に「前人未到の恐怖があなたを襲う」

という文言がありますが、このあおり文に偽りなし!

 

まだ体験したことのない恐怖が、この中にはあります。

小説を読み慣れている人もそうでない人も、気がつけば作者の手中に。

そんな魅力が本書にはあります。

 

 

no2

青の炎

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出典:http://www.amazon.co.jp ↑クリックで拡大表示

 

貴志祐介氏の作品の中でも随一の出来である本作。

 

嵐の二宮和也さん主演で、実写映画化もされました。

松浦亜弥さんもヒロイン役で出演しており、公開当時はかなり話題になりました。

 

物語は、主人公櫛森秀一の暮らす家に、母親と離婚して家を出ていた父親、曾根が強引にあがり込む所から始まります。

 

曾根はすでに血縁関係がないにも関わらず、櫛森家で傍若無人に振る舞います。

そして、その振る舞いは母親や妹の春香にまで及びます。

そんな中、秀一は、曾根の「排除」つまり始末することを決意します。

 

高校生秀一の孤独な戦いを描く本作。

なによりすごいのは、作者の描写力。

 

秀一が曾根を始末する為に、緻密に計画を練り上げていくディテール、そして実際に行動する際の圧倒的迫力。

そして、行動したものが陥る苦悩。

 

そういったものを作者の取材力と確かな筆力が見事に描き出します。

 

そして物語後半。主人公の秀一はある決断をします。

その決断が、発表当時は大きな反響を呼びました。

 

少年犯罪とはなにか。

その背景にある、根本的な社会の構造崩壊とはなにか。

 

そういった大きな問題を読者に想起させる。

その力がこの作品にはあります。

老若男女、誰もが読むべき作品だと言えるでしょう。

 

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no1

クリムゾンの迷宮

 

クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)
クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)

 

貴志祐介氏のお勧め作品。

栄えある1位を獲得したのは「クリムゾンの迷宮」。

 

クリムゾンとは濃く明るい赤色のことです。

この作品は何度読んでも飽きがこない、傑作中の傑作です。

 

ある日、主人公藤木はある特殊な場所で目覚める。

そこは、クリムゾン色の高い壁で囲まれた、摩訶不思議な迷宮。

藤木の手元には
「火星の迷宮へようこそ」
と謎めいたメッセージの表示された一つのゲーム機がおさめられています。

 

そして、藤木の他にも何人かの参加者がいる事が明らかになり、次第にゲームの内容も明らかになっていく。

恐ろしいゲームの目的とはなんなのか。

それが明らかになった時、恐ろしいゲームの展開は、取り返しのつかない所まで進行していた。

 

この作品でも、作者貴志祐介氏の凄まじいまでの筆力が発揮されています。

フィクションの世界なのですが、実際に存在する動植物やアイテムの描写で、物語に深みと恐ろしさが生まれていく。

そして見事なのはそのストーリー展開。

一時も読者を飽きさせる事のない場面展開は見事の一言です。

 

そしてそのラストには一考させられる。なんとも言えない余韻が読者の心に残ります。

 

発表されてからかなりの年月がたっていますが、今でも根強い人気を誇っています。

 

matome

さて、読んでみたくなった作品はありましたか?

夜にちょっと読むつもりが、気がついたら朝だった・・

なんてことがあるくらい、夢中になります。一気に読めます。引き込まれます。

 

次はどうなるんだ~。

先が気になって気になって仕方がない。

貴志祐介作品はそんな感じです。

紹介したどれか一冊でも読むと、必ず引き込まれます。

 

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