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節分と言えば・・豆まき そして鬼
日本人なら誰も言ったことがあるでしょう。
鬼は~外!
悪い鬼に豆をぶつけて追い払う
まぁ、節分の豆まきって
今までは、深い意味を考えずになんとな~くやっていました。
でも、なぜ鬼?に豆をぶつけるの?
鬼といっても赤鬼?青鬼?
鬼の色って、以外と深い意味があるんです。
オニ。。それは・・あなたの心の中なんですよ。
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節分に出てくる鬼とは?
まず、鬼といったらどう思い浮かべますか?
イメージでは
性格は荒く頭に角があり、口が大きく鋭い牙がある
虎の皮のふんどしを締めて、重く大きな金棒を持っている
人間の村にやってきては、悪さをしていく
大きな体の赤鬼、すこし細めの青鬼
こんな感じですよね。
鬼は、陰陽道(おんようどう)の想像上の怪物です。
そして、鬼(おに)は、陰(おん)や隠(おぬ)に由来する言葉でもあります。
陰・隠は、目に見えないもの、この世のものではない邪気を指します。
なので、昔から疫病・災害などの災いは「鬼」の仕業だと。
この鬼を退治して、新しい年を迎えよう!
これが節分の意味だと思っていました。
が・・
他にも深い意味があったんです。
それは人間の心でございます。ドーーン!!
人間の心の中にある 鬼の色
上に書いた鬼は、外からやってきて悪さをする鬼ですよね?
もう一つの鬼の意味は
人間の煩悩のこと
人は、心を塞ぐ五つの蓋(ふた)「五蓋(ごがい)」を持っています。
簡単に言うと、こららの蓋が邪魔をして「善」までたどり着けないという事。
なので、この蓋(鬼)を打ち破れ~
という意味を込めて豆をぶつけるんです。
節分の豆まきは
自分自身の鬼を打ち負かす
という意味もあるんです。
で、この五蓋ですが次の5つの色の鬼に例えられます。
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誰もが持っている5色の鬼
それぞれの色の意味を解説しましょう!
赤鬼
五蓋の貪欲(とんよく)・欲深い心
あ~もっと食べたい、もっと楽をしたい、もっと眠りたい!
青鬼
五蓋の瞋恚(しんに)・怒りの心
あ~腹立つわ~
黄鬼
五蓋の掉挙(じょうこ)・甘えの心。
え~いいじゃん、やっといてよ~
緑鬼
五蓋の?沈睡眠(こんちんすいみん)・不摂生の心。
やる気でないわ~、後でいっか~
黒鬼
五蓋の疑(ぎ)・疑いの心。
こんなの、やっても意味ないじゃん?
疑心暗鬼という言葉もここからです。
5人合わせて!
レッド!ブルー!イエロー!グリーン!ブラック!
子どもたちが好きな、ナントカ戦隊みたいな色あいですね。
節分って、この悪の怪人たちをやっつけるんだよ~
と子どもたちに説明すると分かりやすいかもしれませんね。
あ、このカラーはヒーローだから、ちょっと違うか・・
鬼を退治するのは、なぜ豆なのか
武器は豆
と聞くと、めちゃ弱そうですが・・
桃太郎でさえ、猿・犬・キジをお共に刀を持って戦ったと言うのに。
一寸法師も針で戦ったっけ。
「豆」は「魔滅(まめ)」の語呂合わせ
昔、鬼が出たところ大豆を投げつけたところ、鬼の目に当たり退治できた。
この言い伝えから、「魔目」⇒「魔滅」=魔を滅っする。
となりました。
確かに小さな豆でも目に当たったら痛いですね~
どんなに凶暴な大男でも鍛えられない所はありますからね。
力はなくても、相手の弱点を突けば勝機あり!ということで。
そして、この豆は炒ったものでなくてはなりません。
炒る⇒射る。鬼を射るんだ!
という語呂合わせ。
日本人は語呂合わせが好きですからね。
もう一つは、
炒った豆でないと拾い忘れた時に、芽が出て縁起が悪いから
だそうですが、芽が出るのはいいんじゃないのかな?
とにかく「炒った豆」(福豆)を使う事が節分の豆まきルールなんです!
節分の鬼は2種類いることが分かりました。
1.外からやってくる鬼
2・自分の中に潜む鬼
今度の節分では、この2つの鬼を退治する気持ちを込めて豆まきをしましょう!
2番目の鬼の方が手強いかも?
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