お宮参りの初穂料を納める意味は?「初穂」ってなんだろう?

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お宮参りの初穂料っどんな意味なんだろう?

お子さんの誕生、
おめでとうございます。

パパもママもお世話が大変でしょうが、
毎日スクスクと成長していく姿を見るのは、
とっても嬉しいですよね。

 

赤ちゃんが誕生したら、
満一歳になるまでは行事が目白押し。

 

でも、元気に赤ちゃんが大きくなるように、
なるべくちゃんとしてあげたいですよね。

まず、最初のイベントとしては、
やはり『お宮参り』ですよね。

 

自分や相手の親とも
一緒に行く人も多いでしょうね。

初めてのお子さんの場合は
特に、どうすればいいのか
わからないことも多いかもしれませんね。

その一つが『初穂料』では
ないでしょうか?

 

初穂料を納める意味ってなんだろう?

いくらくらいが相場なんだろう?
と思うそんな疑問にお答えします。

 

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『初穂料』本来の由来と意味

 

『初穂料』の由来って、
ご存知ですか?

『穂』という漢字が表すように、
初めは『最初に獲れた稲』
ということだったのです。

 

今でも秋に『新嘗祭』などの
収穫祭がおこなわれていますよね。

その際に、その年に獲れた稲穂を
神様にお供えしていました。

それがこの『初穂』の始まりです。

 

『こんなにいいものがとれましたよ』
という、神様への感謝の気持ちを
込めたんですね。

そこから稲穂だけでなく、
その年始めて獲れた海産物や
狩の獲物なども供えられるように
なっていきます。

 

ただ一年通じて、
いつでもその年の初物を
お供えできるわけではありません。

そのため、その際には、金銭を代わりに
納めるようにしたのです。

神様への感謝の意味を込めて
納めるお金のことを、
『金銭』の意味を持つ『料』の字をつけて
『初穂料と呼ぶようになったのです。

 

なので、初穂料を納めるのはお宮参りだけとは限らないんですね。

交通安全、厄除、安産なその祈願にも使われます。

 

お宮参りでは『初穂料』『玉串料』
どちらの表記も使えますが、
『初穂料』という言葉が
神様への感謝の意味です。

たとえば神式での葬儀で納める
金銭の封筒に書く言葉としては不適切です。

その場合には『玉串料』を使いましょう。

 

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昔ながらのお宮参りには正しい初穂料相場を知っておこう

 

お宮参りに当たって、一番迷うのは
『いくら包めばいいのかな?』
というところでしょう。

神社側から『お気持ちで』と言われた場合には、
おおよその目安としては、
ずばり5000円~10000円の間です。

 

そのほか、お宮参りに行く神社によっては
初穂料が決まっている場合もありますので、
お宮参りの予約を入れた際に
確認すると良いでしょう。

 

封筒には、紅白の蝶結びが
あるものを使用します。

表の書き方としては
『初穂料』『玉串料』
どちらでもかまいません。

 

お宮参りは、お互いの両親と一緒に行く
というご夫婦も多いでしょうが、
その際、ご両親から「初穂料出すよ」
という申し出があるかもしれません。

初穂料は、神様にお納めする供物で、
赤ちゃんの健やかな成長を願って納めるもの。

ですので、そういうときは
甘えてしまってもよいでしょう。

 

渡すタイミングとしては、
社務所で受付を行う際に渡してください。

ただ、これもその神社ごとに違います。

ちなみに私が
息子のお宮参りに行った神社では、
祈祷をする場所にお供えする台が
置いてありました。

これも行ったときに
確認するのがベストでしょうね。

 

 

まとめ

 

意外と初穂料は高額では
ないようですね。

また、『初穂料』という言葉の中には、
大昔から続く私たち日本人の、
神様への敬意が込められている
ということがお分かりいただけたでしょうか?

神社はやはり何と言っても、
大昔からの日本独特の宗教です。

その行事はマナーを守って
大切にしたいものですよね。

せっかくみんなで張り切っていくお宮参り。

ですから疑問のないようにして、
心から神様への感謝と、
お子さんの健やかな成長を
祈願したいですね。

 

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