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冬至にはかぼちゃとゆず
確かに夕食には、かぼちゃの煮つけ。お風呂にはゆずが浮いていた記憶が・・
そういうものだと、今まであまり気にしていませんでしたが。
どうして冬至には「かぼちゃ&ゆず」なの?
確か、かぼちゃは夏野菜。
ゆずは収穫末期の時期。
由来は何なのか調べてみました。
そこには、日本人が大好きな語呂合わせとゲン担ぎもあり。
昔の人の知恵もあり。でした。
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冬至にかぼちゃの由来
まずは、かぼちゃからいってみましょう。
由来① 語呂合わせ
冬至は1年のうちで最も日が短い日です。
この日を境に、どんどん日が長くなって夏至までいくわけですね。
で、この日は、太陽の力が最も弱い=「陰」の気が最も強い
簡単に言うと
運気底辺!一陽来復!
これから運気上がっていくしかない。
それいまだ!「運」をつけよう!
という訳で、かぼちゃを食べるのです。
どこかのCMのように「運クン」についてもらえるように。
答えになってないですね。。
ここででますよ、語呂合わせ。
「ん」がついている物を食べて、「運」をあげよう!
しかも「ん」が2つもついている食べ物を食べよう!
という事で、かぼちゃも仲間入りです。
南瓜(なんきん)⇒カボチャ
蓮根(れんこん)
人参(にんじん)
銀杏(ぎんなん)
金柑(きんかん)
寒天(かんてん)
饂飩(うんどん)⇒うどん
これを、冬至の七種(ななくさ)と言います。
なので、かぼちゃ以外にも冬至に食べると良いとされている物があるんですね。
ちなみに、「土用の丑の日」には「う」が付く食べ物が良いとされています。
もちろん、うなぎ。そして、梅干し、瓜(うり)、うどん。
うどん..
ここでも出てきましたね。
夏も冬もうどんが最強!ということ?
由来② 健康に良い
「かぼちゃを食べると、風邪を引かない」
という言葉を聞いたことがありませんか?
冬至にかぼちゃの由来は、まさにこれです。
夏野菜のかぼちゃですが、長期保存が効くので冬にも食べることができます。
さらに、カロテンが豊富で「緑黄色野菜の王様」的な野菜。
カロテンは体内でビタミンAに変化します。
ビタミンAは、粘膜の保護作用に優れ、ウィルスの侵入を防いでくれます。
風邪予防に良いとされているのも、うなずけますね。
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冬至にゆずの由来
お風呂にゆずの実を浮かべる「ゆず湯」
「ゆず湯に入れば風邪を引かない」という言葉があります。
また、ゆずの「強い香りで邪気を払う」という意味もあります。
体を清める訳ですね。
由来① 語呂合わせ
語呂合わせで
冬至=湯治 とうじ
と
柚子=融通 ゆず
冬至にお湯に入って、融通が効くように行きましょ~
ということ。
以上!
由来② 健康に良い
風邪予防の他にも、神経痛、腰痛、冷え性などに効きます。
なぜか。
皮に含まれるクエン酸、ビタミンCが体の保水性を高め、抗酸化作用が働くから。
冬至にかぼちゃと小豆(あずき)煮
冬至にかぼちゃと小豆を混ぜた煮物を食べるって知っていますか?
当たり前、知ってるよ
と言われそうですが、自分は知りませんでした。
生まれた地域によって違うのでしょうね。
まったく見たことがありませんでした。
北海道や東北の方ではよく食べられているそうです。
「冬至にかぼちゃ」の由来を調べていて、ふと目にしたのが「かぼちゃと小豆を一緒にした食べ物」。
これにもパターンがあって
・おしるこにがぼちゃを入れる
・かぼちゃと小豆を煮ものにする
・甘味処にかぼちゃ&小豆の食べ物がある etc..
料理方法は違っても、かぼちゃと小豆の組み合わせは色々あるようです。
食べたことがない者としては、
あまいかぼちゃ+あまい小豆=とろとろのあまい食べ物
というイメージがありますが、どうなんでしょう?
地域によっては、これを「いとこ煮」と言うそうです。
いとこは従兄弟ですね。
理由はこの二つが有力です。
・同じ畑で同じような時期に収穫されたから
・煮えにくい食材から追い追いいれる=「おいおい」=「甥甥」
甥と甥=従兄弟
知ったからには食べてみたいですが、こういった家庭料理はお店には置いてないですよね。
冬至に、かぼちゃとゆずの由来が判明しましたね。
語呂合わせもあるし、体に良い理由もある。
結局は体に良いから
しかし、語呂合わせ好きですよね~
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