【バレンタイン】ぜったい胸がキュンとする!告白エピソードまとめ10選

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バレンタインデー。

 

ずっと昔を思い出して、ほっこりとするようなバレンタインエピソード10選です。

小学生だって、中学生だってもちろん高校生だっていろんな「好き」の形があるんですね。

みんな、頑張って告白したエピソードです。

 

かなりの超大作なので、時間があるときにどうぞ~

 

【バレンタインエピソード】同級生へのプレゼントを隠されパニックに

 

からかわれて好きになった彼

中学1年生当時、同じクラスでいじる・いじられるの関係が成立していた男の子を好きになりました。

私がいじられる側だったのですが、どうしてそうなったのかのキッカケがまるで思い出せません。

「いじられる」というより「からかわれる」という方が正しいのかもしれません。

相手から好意を持たれている実感はあったので、不快にはならず好きになったわけです。

 

日常的にからかい言葉を相手からかけられ、それに反応した私が追いかけるというのがパターン。

素直に仲良くしたいのに、お互いにしない同士とでも見られていたようです。

 

当時の自分は口では悪態をつき返しても、本心ではうれしがってそのやり取りをしていた覚えがはっきりあります。

なので周りには丸わかりだったと思いますが(笑)

 

私が相手に素直に好感を示さなかった(と思い込んでいたのは自分だけだったと思います)ので

肝心の相手本人には伝わっていなかったと思っていました。

 

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バレンタインプレゼントを机の中に

我ながらそんなほほえましい日常を繰り返していたころ。

バレンタインの時期になり、もちろん私はその相手へプレゼントを準備しました。

 

イベントの当日ではなく、その前日の放課後だったように記憶していますが。

 

相手の机の中にこっそり入れておきました。

どうしても直接手渡すことが恥ずかしくてできず、次の日にプレゼントの存在に気づいてもらおうと思っていたのです。

 

もしかしたら放課後の部活の最中に教室に相手が戻ってくることもあるかもしれないと。

(戻ってきたとしても机の中をのぞくかは別問題なのですが・・)

幼かった当時の私は、そんなことも勝手に期待していたわけです。

 

プレゼントがない!

私も部活の最中に自分の教室に行ったり来たりしていました。

何回か繰り返していた間にふと、相手の机の中が気になり中をのぞいてみたら・・

 

ない!!

 

確かに入れておいたはずのプレゼントがなくなっていたのです。

 

直感的に、当時の私に遠まわしに嫌がらせをしていた同級生の女の子の顔が思い浮かびました。

まだ確かめてもいないうちからその子がやったと決めつけて、大騒ぎをしてしまいました。

 

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友達も巻き込んで大騒ぎに

同じ部活に所属していた同級生2人にも事情を話して探す手伝いまでしてもらいました。

それをしている間の私は文字どおり大泣きでした。

 

他の2人の目もあるというのに、完全にパニックになっていたのです。

お目当ての相手が、机の中のものを取りに戻ってきてなくなっていたわけではない!

直感するものがあったのでショックだったのでしょう。

 

結局、探し回っていた間の私が号泣する有り様だったので、一緒に探してくれた2人が、私が疑った女の子になんと直談判してくれたのです。

 

素知らぬ顔をし通そうとしていたそうですが・・

「先生に事情をはなす」

とまで話が膨らんでしまいました。

 

結局正直に

「自分が隠した」

と白状してくれました。

 

今さらですが、どこで誰が見ているのかわからない。気持ちが悪いものだと思います。

机に入れた瞬間を見ていたわけでしょうね。

あまり気持ちの良い思い出ではないのですが。。

 

個人的にこれ以上インパクトのあるバレンタインは後にも先にも初めての経験でした。

残念ながら、相手に渡すことはできず気持ちもきちんと伝えられないままになりました。

バレンタインなど待たずに、気持ちだけでも先に伝えておけば良かったなと思う思い出です。

 

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【バレンタインエピソード】今の旦那。友チョコのプレゼントに大喜びで心惹かれた

お互いに高校1年生、バイト先の友達でした

今では旦那となった彼との付き合う前の話です。

私は当時、彼氏がいたので本命は彼氏でした。

 

今の旦那とはバイトが同じ友達でした。

 

旦那は私に好意を寄せてくれていたようで。

私もそれは知っていたのですが、彼氏とも付き合って長かったので別れる理由もなく付き合っていました。

 

しかし、バレンタイン前から彼氏との関係が急に悪くなりました。

 

バレンタインも渡すの悩んでいたのですが、一応付き合っていたので彼氏の為に作りました。

正直作るのも面倒で彼氏を想っても楽しく作れませんでした。

 

彼氏には家に渡しに行きました。

家と言っても家の前に出てきたので会って渡しただけです。

せっかくのバレンタイン、恋人同士なのに何故かぎこちない感じになりました。

喜んでくれてはいましたが、雰囲気も何もなかったのでショックでした。

その日、私はバイトがあったので彼氏には渡すだけ渡してすぐに帰りました。

 

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友チョコをものすごく喜んでくれて

そしてバイト終わりにバイト先のみんなに友チョコを配りました。

男女のバイト仲間の中に旦那もいたので、旦那にももちろん渡しました。

 

旦那は好きな私に貰えてとても喜んでくれました。

彼氏よりも喜んでくれたと思います。

 

照れ臭そうに受け取ってくれた旦那に私は心が惹かれました。

当時はまだ友達なのに友達以上な感じがしました。

彼氏と比べていたので余計だと思います。

 

渡してすぐに家に帰りましたが、しっかり帰って連絡もくれました。

感想もくれた旦那は丁寧で私のことが本当に好きだということが伝わりました。

連絡でも喜んでいる様子が伝わってきました。

 

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彼氏と旦那を比べるようになって

それに比べて彼氏は関係も良くなかったこともあり、感想はなく素っ気ないお礼の連絡でした。

 

そう言ったこともあり、そこから徐々に彼氏と旦那を比べるようになってしまい

今の彼氏と付き合っていても楽しくないと思うようになりました。

 

私のことをしっかり見ていてくれる、楽しませてくれる旦那を好きになっていく自分がいました。

 

なのでバレンタイン後、すぐに旦那と付き合うことになりました。

付き合うと決まった時は旦那はとても喜んでいました。

 

彼氏もバレンタイン頃からダメだったと思っていたようで、別れたことには全く未練もなかったようで。。

 

旦那とは結婚した今も、ずっと仲良しでいます。

バレンタイン当時は友達だったのに不思議に思います。

それからのバレンタインはずっと旦那が本命です。

 

旦那も友チョコから次の年には本命になれたので、きっと喜んだと思います。

旦那を選んで正解だったと思えるバレンタインになりました。

 

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【バレンタインエピソード】甘い物が好きではない彼と楽しく過ごす方法

甘いものが好きではない彼氏

誕生日、クリスマス、バレンタインは、恋人とちょっとした甘いひと時を過ごす為にも外せないイベントです。

ただ、問題が一つありました。

 

付き合っている彼は甘い物が好きではないのです。

 

誕生日やクリスマスはどうとでもなるけれども、バレンタインは難しい。

お酒は好きだけれども、だからと言ってウイスキーボンボンのようなお酒入りのチョコレートは特に嫌いとの事。

 

付き合って一年目はそれで失敗しました。

 

安易に選んだお酒入りのチョコレートはそれなりの値段がしたにもかかわらず。。

食べてはくれたけれども、チョコを食べているとは到底思えない、見るからに渋い顔で口にしていたのを目の当たりに。

内心どうしようかと思いました。

 

母親や会社の女の子に貰ってきたチョコレートの処分にも困っている様子。

因みに、私は甘い物が大好きなので、彼に食べてくれと言われたら、

「はい、喜んで!」状態。

 

結局、そのチョコレートの殆どが私の胃袋に収まる結果になり、ある意味ラッキーでした。

 

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やっぱり喜ぶ顔が見たい

でも、自分があげた物は全部食べてほしい。

そんな彼は、バレンタインについて聞いてみた時に言っていました。

 

チョコレートよりも酒のつまみになる物の方が良い、チーズだったら嬉しい。

バレンタインは無くても良いとも。

 

とんでもない!

 

できれば喜ぶ顔が見たいし、渡した時の会話を楽しみたい。

ついでに欲を言えば、私はホワイトデーのお返しが欲しい(笑)

 

プレゼントのさぐりを入れてみたら、予想外の答えが

今年はどうしようか。

ニ年目は去年の失敗を踏まえて、あらかじめ探りを入れてみる事に。

 

「何か欲しい物ある?」

「やかんかな?」

 

聞き方がまずかったのか、予想外の答えが返ってきました(笑)

 

でも買いましたよ。新しいやかん。

その中に、これ位なら食べられるでしょう、とチロルチョコを入れてラッピング。

ついでにちょっと値が張るチーズも別に用意しました。

 

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プレゼントしました

当日、リボンがついたやかんに、笑いながらも彼は喜んでくれました。

 

やかんとチーズがバレンタインのプレゼントだと思っています。

 

でも、ポットではなくプレゼントしたやかんで早速お湯を沸かそうとしたので、慌ててネタばらし。

蓋を開けたら流石に気付くだろうけれども、もし気付かずに水を入れて、チロルチョコが惨事になったら大変でしょう?

 

チロルチョコを取り出した彼の表情が驚きから笑顔に変わり、そしてその顔が私に向けられました。

「ありがとう」

 

去年よりも心がこもっている気がしました。

私も笑顔です。

 

やかんでお湯を沸かしてコーヒーを淹れて、ソファに二人で並んでチロルチョコを摘まみながら談笑。

夜はお酒を呑みながら、チーズを食べる事でしょう。

 

来年は、どうしようか。

楽しい未来を思い描きながら、甘い一日を過ごしました。

 

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【バレンタインエピソード】家に持って帰れず、堤防で食べた幼馴染からのチョコレート

幼馴染からのバレンタイン

当時は高校1年生。今から40年くらい前の話です。

今でも【バレンタイン】と聞くと、あの日の事を思い出してしまいます。

 

田舎の高校に通っていました。

共学の学校でしたが男子生徒の方が多いため、私は1年の時だけは男子クラスに入ってしました。

2月の初め頃の昼休み、私がいた教室に二人の女子生徒がやって来て私を廊下に呼び出しました。

 

男子クラスだったので教室に入ってくるのが恥ずかしかったのでしょう。

ふたりのうちの一人は私の幼馴染でした。

 

小学校も中学校も同じ、中学3年の時には同じ班で修学旅行の時も一緒に行動していた女の子です。

 

その子は黙ったままなのですが、連れの子が

○○君、クッキーとチョコとどっちがいい?

と聞いてきました。

 

私はすぐにバレンタインの事だな、と気づきました。

 

でも、クラスの者たちが興味深げにこっちを見ていたので

どっちでもいいよ

とぶっきらぼうに答えただけでした。

 

しかし、内心とても嬉しかったのです。

 

実はそれまでバレンタインに何か貰ったことが一度もなかったのです。

聞いてきたのは別の子でしたが、私は幼馴染の子がくれるという事は分かっていました。

小学校の時から仲が良くて、私の事を気に入っているんじゃないかな、と感づいていたのです。

 

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いつ渡してくれるんだろう。そう思っていましたが・・

バレンタイン当日、私は朝からそわそわしていました。

いったいどういう場面で渡してくれるんだろうか。

 

登校途中に?休み時間?それとも放課後かな?

想像を膨らませていたのです。

 

貰ったらなんてお礼を言おうかな。

などといろいろ予習をしたりしていました。

 

しかしその日、私は彼女と会う事もありませんでした。

 

なんだか置いてきぼりを食らった気持ちで、帰るために靴置き場まで行きました。

私の下駄箱の中に小さな包みが入っていました。

 

今でも覚えていますが、小さな熊のイラストが入った包み紙でした。

私は体が大きいので、小学校の時から【クマ】というあだ名だったのです。

 

帰りの堤防で

回りに誰もいないのを確認して、私はその包みをカバンに入れ、自転車で家に向かいました。

しかし、その包みを家族に見られるのが嫌で途中の堤防で自転車を停め、包みを取り出してそっと開けてみました。

 

手作りしてくれたんでしょう、ちょっと形が崩れているハート形のチョコでした。

かじってみると、堅くて堅くて思わず苦笑してしまいました。

 

チョコと一緒に小さなメモが入っていました。

【来年は一緒のクラスになれるといいね】

と書いてありました。

 

チョコを食べ終え、そのメモをポケットに入れて私は家に帰りました。

遠く西の山に雪がかぶっていたのを覚えています。

 

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当時はホワイトデーというのがあるという事を知りませんでしたので、お返しはしていません。

次の年、彼女と私は同じクラスにはなりませんでした。

 

チョコを貰ってから、私はなんだか彼女に会うのが恥ずかしくて、廊下で彼女と会っても会釈をするだけでした。

 

2年生の秋、彼女が他の男子生徒と仲良く自転車で帰っていくのを見ました。

私はなんだか寂しい気持ちにはなりましたが、だからといって何もすることはできませんでした。

 

その後、別の大学へ

高校を卒業して私は東京の大学へ、彼女は地元の短大に進学しました。

大学4年の夏、田舎へ帰省していた私は彼女が結婚したという話を聞きました。

 

短大を出てすぐに求婚されたみたいです。

相手はあの時の自転車の彼でした。

 

その後、私は田舎に帰って就職しましたが、彼女は彼の仕事の関係で今は九州に住んでいるそうです。

何度か同窓会も開かれましたが、その後彼女と会う事は一度もありませんでした。

 

少しの後悔

あの時、ちゃんとお礼を言えばよかったなあ。

お礼が言えなかったとしても手紙くらい書けばよかったかな。

と今でも少し後悔しています。

 

あれから40年経ちましたが、私は今でも仕事帰りに、あの時チョコを食べた堤防を車で通る事があります。

世間でバレンタインという声が聞こえてきて、西の山の雪化粧を見ると

あの時食べた、ちょっと不格好な堅い堅いチョコの事を思い出すのです。

 

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【バレンタインエピソード】小学1年生が告白大冒険!あの子に渡した結果はなんと・・

こっそりとバレンタインチョコを手に入れる

いよいよ二日後に控えたバレンタインデー。

そして、生まれて初めての告白を控えてる私。

 

小学校一年生の私にとって、こんなに一大事なことはなかった。

まだまだ自分でチョコレートを買うお金もなく、母親が会社の人や家族に配るチョコレートの買い物について行った。

こっそりかごの中へ一つのチョコレートを投げ込む。

 

「どうかお母さんにバレませんように!」

と願いながら込み合ったレジをすり抜ける。

 

車の中で、その投げ込んだチョコレートをこっそりと抜き取る私。

家に帰ると、そのチョコレートをハンカチで包みランドセルの中へ潜ませた。

 

「明日あの子に好きって言って、チョコレート絶対渡すんだ!」

 

その日の夜は、緊張でいっぱいで家族に聞こえるんじゃないかってくらい心臓がドキドキして早めに自分の部屋に戻った。

もちろん熟睡なんて出来るわけもなくあまり寝ないまま学校へ向かったのを覚えている。

 

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いよいよ告白の日

とても寒い日だった。

それなのに寒さなんて感じる余裕もなく、それどころかどんどん早くなる鼓動のせいで体がポカポカしていた。

きっとほっぺたも赤くなっていたんだろうなぁと思うと恥ずかしい。

 

元々、学校へはチョコレートを持ってくるのは禁止されていた。

誰かに見られてチョコレートを没収されることは絶対避けたかった。

 

どこに呼び出そうか、どうやって渡そうか幼い私の頭の中をぐるぐると解決出来そうもないことがずっと回り続けた。

この日の授業は言うまでもなく、全く頭にも耳にも入っては来なかった。

 

どんどん時間が過ぎ、昼休みが来たが外遊びが大好きな年頃、みんな外へ出払っていて教室の中は空っぽ状態。

机の引き出しやランドセルにこっそり入れる大チャンスなんだけど。

 

真の目的はバレンタインデーに乗っかった告白なわけで、、、

 

悩んだ挙句チョコレートをどこかに入れることもせず、放課後のチャンスを待つことにした。

幸いにも帰る方向が同じという好都合。

 

告白するチャンス!

いよいよこの時が来た。

少し間隔をあけてあの子の後を下校する。

 

呼び止めたいんだけど、他の子も一緒に帰っていて「んー家まで行こう!」と決断する。

小学校一年生にしてはとても勇敢な決断をしたと思う。

 

そして、あの子が玄関を閉めるその瞬間思い切って声を掛けた。

「待って!」

と。

 

あの子は何かを察したかのように

「ごめん」

と言った。

 

慌てて私はチョコレートを渡し

「好き」

と言った。

 

やっぱりあの子は

「ごめん!」

と言った。

 

そして私が渡したチョコレートをなんだか不自然に玄関の外へ投げてしまった。

私は幼いなりにショックでしばらく食欲もなく、学校へ行くのも億劫だったことを覚えている。

 

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同窓会にて。「ごめん!」の理由は・・

そして、つい最近の同窓会。

 

お互いオジサンオバサンになったからこそ笑い話で許せる思い出話もたくさんあって、あの日のバレンタインデーのことも話題に出た。

あの子は言った。

 

「ごめんなんて言いたくなかったし、チョコレートだって本当は嬉しかった」

と。

 

「じゃぁなんで?!」

と私が問いかけるとあの子は言った。

 

「兄貴の方がお前のことを好きだったから」

と。

 

あの子は双子の弟。

そっくりな兄がいて実はその子が私のことを好きだったんだと。

 

あの日私が玄関まで来た時、自分の部屋から私の姿を覗く兄の姿があったと言う。

あの子は兄にその場を見せなたくなくて、私を早く返したかったんだと。

なんだか私の初恋は兄弟愛に負けてしまったらしい。

 

私は笑った。

あんなに全身で当たって砕けてボロボロになったのに、蓋を開けたら幼く愛らしい兄弟愛がそこにはあった。

今となっては、あの子と私は腐れ縁のようなもので男女の境を飛び越え親友と言える存在。

たまにあの頃のバレンタインデーの話をして私をからかってくるけど。

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【バレンタインエピソード】ふられても好きだった先輩とサヨナラの喫茶店(涙)

あれは大学2年生のバレンタイン

私には、どうしてもチョコレートを渡したい先輩がいました。

 

実はその人には一度、ふられています。

 

出会いは大学入学直後、軽音楽サークルに入った私は、すぐにその先輩に心惹かれました。

おとなしくて、いつも皆を温かい目で見ている様子に「いいな」とほのかな恋心をもちました。

 

その後の飲み会で、実は先輩のほうも私を好ましく思っていたことが判明。

でも、私も奥手なので却ってギクシャクしてしまい、付き合おうか付き合うまいか迷った状態で月日を過ごしてしまいました。

 

そんなことが2ヶ月ほど続いた時、先輩のほうから

「やはり、僕らが付き合うというのは難しい・・・かな」

と通告され・・・私は泣きながら家路につきました。

 

その後、私は何事もなかったかのようにサークル活動を続け、先輩も大人な方なので、以前と変わらぬ態度で接してくれました。

そんな人間味あふれるところがまた、先輩の素敵なところだったので、私の気持ちはずっと変わらないまま時は過ぎました。

 

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卒業間近のバレンタインデー前日

それからまた年月が経ち、先輩は大学を卒業し、遠方の実家の家業を継ぐことに。

そうなると、もう滅多に会うことはできなくなります。

 

そんな卒業間近のバレンタインデー前日、私は勇気を振り絞って先輩の家に電話をかけました。

そして告げました。

「明日、〇〇駅の改札に来ていただけませんか?」

 

〇〇駅は、先輩が下宿していた部屋の最寄駅です。

日にちが日にちだけに、先輩は私の意図を悟ったとは思いますが、「うん、いいよ」と優しく答えてくれました。

 

そして迎えたバレンタインデー

〇〇駅で待っていたところ、茶色いコートを着た先輩が現れました。

 

それだけで泣きそうでしたが、先輩がすぐに

「寒いから、どこか喫茶店でも入ろうか」

と言ってくれ、さらに泣きそうに。

 

だって、駅でチョコレートを渡して終わりと思っていたから。

ふった女性と、喫茶店に二人で入ろうなんて言ってくれると思わなかったから。

 

今でも、あの時に目にした街路樹やターミナルに次々と止まるタクシーの群れなどは覚えています。

そして静かな喫茶店に入り、コーヒーを注文した後に、そっとチョコレートを渡しました。

我ながら、一度ふられているのに馬鹿だなあと思います。

 

先輩も、何でまだ好きでいてくれているんだろう?と怪しく思ったことでしょう。

 

でも、先輩は優しい笑顔で

「ありがとう」

と受け取ってくれました。

 

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その後、先輩は実家のお父様のことや妹さんの話、家業を継ぐ決心をした経緯などをゆっくりと話してくれました。

今まで知らなかった先輩の一面を知ることができ、私はガチガチに緊張しながら、必死に耳を傾けました。

 

その時目にした、喫茶店の内装の色、店が醸し出す雰囲気、幾分目をそらしながら話す先輩の横顔。

コーヒーの持ち手にかけた指、それらすべてが未だに目に焼き付いています。

その後先輩は卒業し、実家に帰っていきました。

 

そして現在は・・

以来20年以上、先輩とはもう会っていません。

今では私も一児の母。

優しい夫と仲良く幸せに暮らしています。

 

風の噂によると、先輩も良き父親となっているそうです。

先輩への思いは、とうの昔に消えてしまいましたが、未だにあんなに優しくて大きな人間性をもった人を好きになったことを誇らしく思っています。

一生忘れられないであろう、甘くて苦い、苦くて甘い思い出です。

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【バレンタインエピソード】一生のトラウマ。思わせぶりな彼に告白も玉砕(涙)

可愛気もない女の子

高校に入るまでは彼氏がいて、告白する等無縁の生活を送っていました。

気が利く人だったので何もしなくてもよく、恋愛だけは自ら突進したいと思える感情が無かったです。

 

人の容姿で好きになる事もありませんでした。

二次元のキャラクターでもあるまいし、人である限り汗をかき、汚くなる部分も似たような物だと思っていました。

 

顔のパーツが少し違うくらいで騒げるってどうして?

 

こんな可愛気もない女の子でした。

高校1年生の私は、誰それ君がカッコいいと言っている友人を見てよく分からなかったり

周りに合わせて適当に褒めてしまうようなつまらない人間だったのです。

 

正直、恋愛よりも自分の将来に頭を悩ませていました。

希望していた進学校に合格し、思ったよりも周りの人の成績が悪い事に安堵するような

性根の宜しくない部分も持ち合わせていたのです。

しかし、そうでなければ恋愛を勝ち抜いていけません。

 

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そんなわたしが一目ぼれ?

大好きだった彼と出会ったのは塾でした。

 

彼は頭が良く、運動神経や性格も完璧でジャニーズにいてもトップを狙えるような外見でした。

 

始めは彼女がいるんだろうと思っていたのですが、仲良くなると彼女がいない事が判明しました。

一緒に帰ったり、遊びに行ったりするくらいには近い距離にいられました。

なので脈が無いとも言い難いと思い、勇気を出してバレンタインに告白する事にしました。

 

彼に相応しい人間になるんだと決意

何を言うかと考えるだけで胸は高鳴り、気分は絶好調で成績も良い位置を維持できていました。

 

彼に相応しい人間になるんだと決意しました。

 

大嫌いな英語も必死に文法から覚え直したり、常に単語を口ずさんだりして努力しました。

 

また、ダイエットにも取り組み、5kgの減量に成功しました。

その時に、彼が

「綺麗になったね。」

と言ってくれたので、天にも昇るような気持ちで最善を尽くせました。

 

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バレンタインに告白

そして、バレンタイン当日に教室で告白しました。

街に行って購入して来たチョコレートです。

 

手作りのお菓子を食べてくれた事もあったけれど、気持ち悪いと思われたら嫌だと思い、売られている物を選択しました。

 

「好きです。付き合って下さい。」

とシンプルイズベストで告白。

 

「ごめん。今は誰とも付き合うつもりはない。」

と言われました。

 

頭を撫でてくれたり、手を繋いで一緒に学校の階段を下りてくれたり。

2人きりでマックに行った事もあるのに。

酷過ぎると衝撃を受けて立ち直れそうにありませんでした。

 

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最後に、高校の2年半をこの彼に振り回された形で彼なしで過ごすのですが、一生のトラウマになっています。

 

男性とどこまで何をすれば交際している事になるの?

分からなくなってきました。

 

口約束で言っても会わなくなって自然消滅になる場合もあるし。

彼氏彼女のようなやり取りをしても付き合ってないんだろうと気弱になってしまったり。

自信を無くしていきました。

 

今思うと・・・

この頃の自分にもっと他の人を好きになれる奔放さが欲しかったです。

私の恋が可笑しなだけかもしれませんが、恋愛の一途は仇になると勉強になりました。

フラれてからも腐れ縁のように仲は良かったです。

複雑でしたが、好きでした。

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【バレンタインエピソード】告白してないのにふられた?ガトーショコラは作らない!

音楽のオフ会で知り合った友達

好きなアーティストのオフ会で知り合った彼。

最初は特になんとも思わず、彼から毎日連絡が届くような毎日でした。

身長小さかったからタイプじゃなかったし、でも連絡をしてるうちに楽しくなってきていて。

 

後日2人でデートをして楽しいし、いい感じに!

バレンタインも近かったので、チョコを作ることを決意!

 

バレンタイン付近に2人で遊びに行き、夜には友達みんなでご飯の約束があり。

ここだと思い、何作ろうかな?なんて思っていた矢先。。

 

毎日来ていた連絡がまちまちに…

続けようとしても途中で終わる…

 

あれ?でも気のせいだよね?

 

なんてお思いながらスーパーに行ったり100均にも行ってラッピングとかも揃えました!

あー女子で良かった、楽しいって!

 

前日の昼頃からガトーショコラをつくり、ラッピングもして準備はばっちりでした!

練習もしたので味は美味しいはずだし。

 

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デートの約束したのに

そしたらデートの約束をしてた日が雪の予報に…嫌な予感…

彼から連絡が入り、

 

「明日、雪だし危ないからやめとく?」とのこと…

 

いやいや、チョコ作っちゃったし!!

 

明日まで様子見ようという話に。

当日案の定雪降りました。

行けなくはないけど雪降りました。

 

夜のご飯会はもちろんなし、昼間のデートは嫌だったから何も言わなかったんだけど…

 

彼から連絡…

「また今度にしよっか!」

 

チョコ渡せない…まぁいいか。

と思いとりあえずお父さんにあげました。

お父さんは美味しいと言ってくれました。

 

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告白してもいないのに振られる

後日デートの約束をしようとしても彼は全然乗り気じゃなくて…

 

あれ?あれれれ?笑

 

電話してみたら

「なんか思ってた子と違って…もっと明るく女の子っぽい子だと思ったんだよね。

2人で初めて遊んでからなんか違うかなってだんだん思い始めて。

あっでも俺のこと好きならもう一回会って判断してみてもいいよ!」

 

いやいや!告白してもいないのに!

 

振られました。

チョコ渡せなくて良かったのかな。

でもなんならチョコ作る前に知りたかった(TT)

 

それから彼と連絡はたまにとるものの続かず…

追われて好きになったのに、追ったら嫌われました。

 

追っちゃいけないとはこういうことか、恋愛とはこういうことか。

 

それ以来バレンタインにガトーショコラは作りません。

若かったしチヤホヤされてたから、あんまり振られたことがなく調子にのってました。

 

それから恋愛のマニュアル本熟読です。

とりあえずバレンタインにいい思い出はありません!!

これからの人生いい思い出あるといいなー、そんなバレンタインの思い出でした。

 

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【バレンタインエピソード】1度振られている高校の同級生へ、願いを込めて贈ったチョコレートケーキ

高校2年のバレンタイン

高校2年のバレンタイン、大好きな彼に手作りのチョコレートケーキを渡しました。

彼は同級生のクラスメイト。

 

2年生になってから同じクラスになり、席が隣ですぐに仲良くなりました。

誰にでも優しく、ムードメーカーで彼の周りにはいつも友達が集まっていました。

私もその中の一人で皆でわいわいやってることがただただ楽しかったです。

 

それがいつの日か、、、

気がつくと彼を目で追っている自分がいて、他の女の子と仲良くしているのを見ると寂しくなって。

 

彼を一人占めしたいな

なんて思うようになりました。

 

夏休みに入る前、

もし振られても1カ月あれば忘れられるだろう・・

と思い切って告白しました。

 

心の中で(たぶん大丈夫!)なんて自信があったと思います。

 

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お前の事は友達以上には思えない・・・

 

と彼からの返事。ショックでした・・

夏休みの1ヶ月間は毎日が憂鬱で、何をして過ごしたかさえ思い出せません。

 

夏休みが終わって。

彼への気持ちは何一つ変わっていませんでした。

久しぶりに会う彼は1カ月前よりかっこ良くなっていて、忘れるどころかより好きになっていました。

 

告白する前は本当に仲良くて、友達からも

お前ら付き合っちゃえば・・

なんてからかわれていたのに・・前のようにはできませんでした。

 

私は昔から誰かに相談するタイプではなかったので、皆も急に話をしなくなった2人を見て不思議だったと思います。

 

諦めなきゃ・忘れなきゃ・・と思えば思うほど辛くて。

今までこんな風に誰かを好きになった事がなかったので対処の仕方なんて全然わかりません。

 

そんな時友達の一人に

何かあった??

と聞かれました。

 

誰かに相談する・誰かを頼るなんて、たぶんプライドが高いんだと思います。

でもその友達だけには素直に自分の気持ちを言うことができました。

 

誰かに話を聞いてもらうだけで、こんなにも楽になれるんだな・・と初めて思いました。

解決方法なんて何もないけれど、味方になってくれる友達がいるだけで少しだけ光が見えてきた感じがしました。

 

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夏から秋になって寒い冬。

 

ある日その友達が

バレンタインに渡さないの??

と。

 

そんな気持ちは1mmもなかったのでびっくりしました。

私は振られているし、もう傷つくのは嫌だったので。

友達はお菓子作りが趣味で、クッキー・アップルパイ・プリンなどいつも皆に作ってくれていました。

 

そんな彼女が

一緒に作ろう。どうせ1回振られているんだから2回目も同じじゃん!!

って。

 

今思うと無茶苦茶ですが、その時は妙に納得してもう一度頑張ってみようと思いました。

バレンタインの前日、彼女の家でチョコレートケーキ作り。

せっかくなのでハートの形にしました。

 

彼女の指示通りに作っていったら、本当においしそうなケーキが出来上がりました。

最後にペンで(だいすき)って書いて・・

 

バレンタインデーの放課後

当日、朝からドキドキです。タイミングがわかりません。

放課後、皆のたまり場の駄菓子屋。彼を見つけました。

心臓が飛び出しそうでしたが彼に駆け寄って

 

これ・・・

 

それ以上の言葉は出ません。

だけどその時の自分はそれだけで十分でした。貰ってくれただけで嬉しかったのです。

 

それから何日か経って・・

彼の友達から電話がきました。

あいつが待っててくれてありがとう・・だってよ。良かったな・・

って。

 

言葉になりませんでした。

 

それからは、本当に楽しい高校生活でした。

大好きな彼も、大好きな友達もできたので。

 

あの時、勇気を出せて良かったです。

背中を押してくれた友達には感謝しかありません。

私もいつか誰かの背中を押してあげる事ができたら・・と少し大人になった出来事でした。

 

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【バレンタインエピソード】中学生の私が大学生に恋をした?告白されても困るよね

中学生のわたしが大学生に恋をした

片思いしている相手にバレンタインを口実にしてチョコをプレゼントしたことは何度もあります。

でも、付き合うことにはならなかった人がほぼすべてと言っても良い過去に、改めて不思議だと思います。

 

高校受験の時、個別指導で教わっていた塾講師の大学生に片思いしていました。

 

我ながら惚れっぽかったのか、一対一のシチュエーションに弱く、簡単に好きになってしまう子供だったのです。

その講師の大学生と少しでも会話したいがために、課題を頑張った記憶があります。

 

面倒見も良い先生で、質問を多く持って塾に行くと、張り切ってそれに答えてくれるような人でした。

授業が終わっても雑談に応じてくれるようにもなり。

 

くだらない内容でも話を続けようとする自分の態度で、相手も好意を持たれていることは気づいてくれていたと思います。

嫌がられることもなかったので、それを幸いにどんどん調子に乗って態度が馴れ馴れしくなっていきました。

でも、それを甘やかさずにきちんと線引きをしてくれた先生だったので、しっかりした学生だったのだろうと今となっては感心しています。

 

単に、こちらが勝手に期待するような関係では相手にされていなかっただけだとも思いますが。

おかげで個別指導に行くほど成績がお粗末だった私も、受験の見通しが晴れるまでになりました。

 

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受験日直前のバレンタインに告白しよう!

受験日直前がその時のバレンタインだったのですが、晴れ晴れした気持ちでチョコをプレゼントしました。

 

その時は自分でも感心するほど堂々と、

「先生これ、お礼です」

と言って渡したのですが、どうしても告白する言葉が出てきませんでした。

 

堂々と渡したはいいものの、後から気恥ずかしさが出てきて。

それをごまかすために余計なことをいろいろ口に出していた覚えがあります。

 

その先生も一瞬受け取るのをためらったように見えましたが、

「律儀なやつだな。ありがとう」

と言ってちゃんと受け取ってくれました。

 

もしかしたら告白されるのを期待していたためらいだったのかな?

と、その後ずいぶん経ってから勝手に解釈しました。

 

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恋に恋しただけだったのかも

実際告白されても、断るのが大変だったろうと思えるようになったのも、かなり後になってからです。

 

その後無事受験を終え、塾もめでたく卒業しましたが、連絡先を交換することもなくそれっきりになりました。

今まで通っていた場所に行く習慣をなくすというのは現金なものだとつくづく思います。

 

そう考えると、その場の気分で好きになっていた気がするだけで、個人的な関係性を持ちたいとは思っていなかったのかもしれません。

学校に通っていた頃は、とかく「年齢」や「○○何年生」などを重く捉えていたように思います。

 

年齢だけで言ったら大した年の差ではないのに、です。

でもそれがあったからお互いを思いやったり遠慮ができたりしたのかなと思います。

 

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