和食器を初めて選ぶなら~おすすめの焼き物ブランドはコレ!

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『焼き物の和食器といえば日本を代表する伝統工芸』

陶芸

 

江戸時代以前から続く窯元もあるほど、その歴史はとても長いです。

焼き物と聞くとどうしても「高いんじゃ。。。」というイメージを抱く方も多いと思います。

 

その通り、高いものは高いです。ものすごく(笑)

 

しかし同じ〇〇焼でも価格帯は様々。

最近では、若い世代にも親しまれるような、モダンでおしゃれなデザインのものもよく見られるようになりました。

焼き物という固定概念を捨て、一ブランドとして発信し続けている焼き物もあります。

 

私はよく窯元へ行きますが、外国の方も年々増えているように感じます。

世界に誇れる伝統工芸を知らなきゃもったいない!

 

でも、焼き物の世界なんて知らないし、どれを選んだらいいか分からない!

というあなたに。

今回は日常に使える和食器から、ギフトにも喜ばれる人気の焼き物まで。

産地別に紹介していきたいと思います。

まずはこれを選んでおけば間違いなしです!

 

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matome

備前焼

 

《説明》
産地:岡山県備前市周辺
種類:炻器
特徴:茶褐色、釉薬未使用

中性から現代まで続く有名な窯元、日本の六古窯のひとつ。

豊臣秀吉や千利休が愛したといわれているのがこの備前焼です。

 

炻器(せっき)というのは、陶器と磁器の両方を併せ持つもの。

見た目はとても分かりやすく茶褐色のもの。

 

きっと「あ、これか!」と見たことある方も多いはずです。

釉薬(ゆうやく)といって表面に塗られるガラス質の薬を使っていないため、土っぽさが見た目にも感触にも表れるのが主な特徴です。

 

《おすすめアイテム》

 

 

備前焼のこの見た目はやっぱり湯のみ。

でも安くはないんですよね備前焼。

実店舗でもセレクトしているお店はあまり見かない。

それほど高級だということですね。

 

個人的には一輪挿しがお気に入り。

備前焼1

このぐらい明るい色だと、和にも洋にも自分次第で変化させることができるので便利です。

 

《ショップ》

DAIKURA
http://www.dai-kura.com/

岡山のショップですがとても素敵。
WEBで見る作品もとてもきれいです。

 

備前焼ギャラリー青山
http://bizenpottery.com/

こちらはとにかく高級なお品を拝見することができます。

 

岡山県倉敷市には、美観地区と言ってとても景観の素敵な街並みがあります。

日本初の西洋美術館、大原美術館もあり素敵なところ。

日本三大庭園である後楽園もあります。

 

ファッション好きな方は当然ご存知かと思いますが、日本一デニムの有名な町、児島も岡山。

観光にはぴったりの街ですので、旅行の際にぜひ備前焼のお店も覗いてみてください。

 

matome

益子焼

 

《説明》

産地:栃木県芳賀郡益子町

種類:陶器

特徴:ごつごつとした土の質感、衝撃に弱い

 

関東地区で一番有名な益子焼。

ざらっとした質感が特徴的で、和食器ならではの味があります。

 

益子焼は陶器。

土を練り固めて焼いた、一般的に一番馴染みのある焼き物です。

 

茨城県に笠間焼きという有名な焼き物の産地があります。

江戸末期、笠間で修行した人が益子で窯を築き、益子焼ははじまったと言われています。

 

笠間焼きも見た目には益子焼と同じような陶器。

ゴールデンウィークやシルバーウィークには陶器市が開催され、両市が近いことから両方に行かれる人も多いそうです。

 

《おすすめアイテム》

 

益子の最大の窯元「つかもと」のオリジナルブランドのマグカップ。

 

このTHE和食器な感じがとても素敵です。

和食器×コーヒーが大好きな私にとってはこちらのシンプルなデザインは一押し。

リーズナブルな価格も素晴らしいです。

益子焼といえば忘れてはいけないのがこれ。

tanuki-t

たぬきの焼き物。

 

なんとなく見たことある方も多いのではないでしょうか。

陶器市では、このたぬき周辺にとても安いものが多いのが特徴。

とにかく安くお買い物したい方は、このたぬき目掛けていくといいですよ。

 

《おすすめショップ》

益子焼 つかもと
http://www.tsukamoto.net/original/

 

生活陶器 On the Table
http://www.yoshizawa-gama.com/
モダンでかわいいことで有名な「よしざわ窯」のショップ。

普段使いにも取り入れやすく種類も豊富でかわいいです。

 

益子焼はとにかく陶器市へ行くことをおすすめします!

ぐるっと回ってから買おうなんて思ってたらなくなります。

なので、気に入ったものはすぐに購入しながら回ることをおすすめします。

 

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焼き物は好みが分かれるので、プレゼントなどですごく難しいなぁと思っていました。

でも最近ではどんな焼き物も楽しめるようになりました。

 

その土地、その歴史を感じながら使っていくことも楽しみのひとつ。

個人的に今気に入っているのは九谷焼。

 

カラフルな色使いは他にない美しさがあります。

焼き物は日本の誇れる伝統工芸だと心から感じます。

 

matome

波佐見焼