初めて犬を飼う!!きっとワクワクしてますよね。
犬と共に過ごす時間はとても特別で、あたたかい思い出がたくさん作れるはうず。。
しかし、犬との生活がもっと楽しく、もっとスムーズになるための秘訣があります。
それが「しつけ」です。
なんとな~くは、しつけが必要だとわかっていると思いますが、具体的には最低限でも何か必要なのかを解説していきます。
新しい環境に慣れさせるのが第一
子犬を家に迎えるとき、まず一番に注意すべきは、子犬が新しい環境に慣れることです。
新しい家、新しい人々、新しい音、新しい香り…。
全てが新しくて、きっと子犬は戸惑っていることでしょう。
それを理解し、子犬が新しい環境に慣れるために、優しくゆっくりと時間をかけて慣らしてあげましょう。
具体的な方法としては、例えば、最初は家の中で静かな場所に子犬のベッドやおもちゃを置き、子犬がその場所を自分の安全な場所と認識できるようにします。
その後、少しずつ家の中を探索させ、新しい音や香りに慣れる時間を作りましょう。
新しい環境への適応は一夜にして成しえられるものではありません。
飼い主の我々が根気よく、愛情を持って子犬をサポートしてあげることが大切です。
トイレをしっかり教えよう
次に大切なことは、トイレトレーニングです。
家の中で生活する上で、ここがトイレだという場所を明確に教えることは必須です。
犬は自然界で生活する際に、排泄の場所を選ぶ習性があります。
だからこそ、家でも固定の場所をトイレとして指定することが、犬にとって理解しやすいのです。
トイレの場所を教えるためには、まずは排泄した場所をきちんと清掃し、匂いを消すことが重要です。
それにより、犬は同じ場所で排泄するという行動を繰り返しません。
そして、指定したトイレの場所で排泄が成功した時には、しっかりと褒めてあげましょう。
そうすることで、犬は「この場所で排泄すると飼い主が喜ぶんだ」というポジティブな関連付けを身につけ、トイレトレーニングがスムーズに進みます。
食事にルールを作ろう
食事は犬の一日の中でとても重要な時間です。
それは、犬にとってただ単に「お腹を満たす」時間だけではなく、飼い主とのコミュニケーションの時間でもあります。
そのため、食事にはルールを作り、それを教えることが大切です。
食事のルールとは、例えば、「飼い主が『よし』と言ったら食べて良い」というようなものです。
また、「食事中は落ち着いて食べる」というルールも大切です。
これにより、犬は食事の時間が楽しみであると同時に、自己制御能力も育てられます。
健康管理とワクチン接種
愛犬との幸せな生活を送るためには、犬の健康管理も欠かせません。
定期的な健康チェックやワクチン接種を行うことで、犬の健康を守り、長生きさせることができます。
獣医師との定期的な相談は、犬の健康状態を把握し、早期に問題を発見し対策を立てるためにとても大切です。
また、予防接種は病気を未然に防ぐ重要な手段です。
愛犬のためにも、健康管理と予防接種には十分注意しましょう。
どこでも触らせるクセをつけよう
犬がどこでも触られることに慣れることは、社会化トレーニングの一環です。
これにより、人間や他の動物からの接触に対して過剰に反応することなく、穏やかに接することが可能になります。
また、健康チェックや診察の際にも、体のどこでも触られることに慣れていると、ストレスを感じにくくなります。
遊んであげよう!
犬と遊ぶことは、犬との絆を深めるだけでなく、彼らのストレスを解消し、健康を維持するためにも重要な活動です。
遊び方のポイントとして、犬の体力や性格に合った遊び方を選ぶことが挙げられます。
例えば、ボール遊びやフリスビーを使った遊びは、犬の運動量を満たす上で効果的です。
また、隠し物探しのような遊びは、犬の嗅覚を活用し、頭を使うために良い方法です。
遊びながら一緒に過ごす時間は、犬と飼い主との信頼関係を深め、楽しい思い出を作る絶好の機会となります。
社会に慣れさせる練習をしよう
犬を社会に慣れさせる練習は、他の人や動物、物や音に慣れることを意味します。
これは、犬が恐怖感やストレスを感じず、安心して日常生活を過ごすために重要なステップです。
社会化トレーニングの方法としては、まずは自宅や安全な公園で他の人や犬との交流を行いましょう。
その後、徐々に刺激を増やし、例えば賑やかな場所へ連れて行ったり、様々な音に触れさせることで、犬が社会的な環境に慣れていきます。
甘咬み・破壊対策をしよう
犬の甘咬みや破壊癖は問題行動となり得ます。
これらの行動は犬のストレスやエネルギーの溜まりを表す場合があります。
対策方法や予防策としては、犬に噛む行動をする代わりに適切な噛み具を与え、エネルギーを適切に発散させることが有効です。
また、十分な運動や知恵のあるおもちゃを与えることも破壊癖の対策として効果的です。
これらの方法を通じて、犬が問題行動を起こさずにストレスを適切に発散することを学びます。
上手にお留守番できる犬にしよう
犬のお留守番のトレーニングは、飼い主との信頼関係を深めるために重要です。
まずは短時間から始め、犬が安心して自分だけの時間を過ごせるようになるまで徐々に時間を延ばしていきましょう。
これは、犬が一人でいる時間を楽しむことができ、飼い主がいないときでも安心して過ごすことができるようにするためのトレーニングです。
お留守番中に犬に快適な環境を提供することも大切です。
適切な温度と湿度を保つ、適切なおもちゃや噛み物を用意する、水とトイレを適切に提供するなど、犬が安心して過ごせる環境を整えましょう。
優先して教えたい子犬のしつけコマンド
子犬の頃から教えたいしつけコマンドとしては、「座れ」「待て」「おいで」が基本的なものです。
これらのコマンドは犬が安全に行動するための基本的なルールを教え、飼い主とのコミュニケーションを助けます。
基礎編ができたら教えたいしつけコマンド
基本的なコマンドが身についたら、「落ち着け」や「手」、「足」などの高度なコマンドを教えることができます。
これらのコマンドは犬が更に自己制御を学び、より良い行動を身につけるのを助けます。
また、これらのコマンドを繰り返し練習することで、犬とのコミュニケーションがより深まります。
【まとめ】
愛犬との生活は楽しく、幸せな時間を過ごすためには、しっかりとした「しつけ」が必要です。
それは決して苦痛な作業ではなく、愛犬とのコミュニケーションの一環であり、共に理解し合うための大切なプロセスです。
その「しつけ」を通じて、愛犬との絆が深まり、互いに理解し、尊重し合う関係が築かれていくことでしょう。
そして、それは犬と飼い主双方がより幸せな生活を送るための大切なステップとなるでしょう。