【卒業式エピソード】高校三年間ずっと好きだった彼に。ポケットで握りしめてた手紙で告白

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一度告白。お断りされてた彼

私には高校時代三年間片思いしていた相手がいました。

 

出会いは弓道部。同級生の彼は弟タイプのかわいい感じの人でした。

なんでかはわからなかったけど、いつの間にか好きになっていました。

 

実は高校二年生の時に告白したことがあります。

部活の帰りに告白したのですが、その時はまだ私の事をよく知らないからこれからは友達として仲良くしてほしい。

ということで告白自体はお断りされていたのです。

 

そこからは先輩とか友達を交えて遊びに行ったり、ご飯を食べに行ったり、2ショットのプリクラも撮りました。

その他にもたくさんの思い出ができたと思います。

 

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離れ離れになってしまうと分かって

私は県外の大学に進学することが決まっていました。

彼にはセンター試験の前に手作りのお守りをあげたのですが、その時にまだ進路は決まっていないと聞いていました。

しかし多分県内に残るだろうということでした。

 

離れ離れになってしまう。

きっともう会うこともほとんどないんだと。

そう思ったので。

高校時代の集大成として卒業式にもう一度告白することを決めたのです。

 

手紙を書こう。なぜなら

それでも自分の気持ちをきちんと話せる自信がありませんでした。

なので、手紙を書きました。

 

また、手紙を書いたのにはもう一つ理由があります。

彼は珍しく携帯電話を持っていませんでした。

 

でも高校を卒業したら携帯電話を買うだろうと思っていたので、私のアドレスを書きたかったので手紙を書いたのです。

 

手紙には、

「優しいあなたのことが好きでした。」

ということを書きました。

 

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卒業式当日に

そして卒業式当日。

 

卒業式は滞りなく終わり、外でみんなで写真を撮ったりしていました。

私はポケットに手紙を入れて、たまにそれを握りしめて緊張していました。

 

そしていよいよ帰ろうというときに告白するということを知っていた友達と一緒に彼を追いかけました。

別の友達からも頑張れと言ってもらってとても心強かった。

 

しばらく追いかけると彼が友達と別れて一人で歩いていました。そして声をかけました。

 

「〇〇君!」
「どうしたの?」

「今日で卒業だから、最後にやっぱり好きだってことが伝えたかったんだよね。」
「ありがとう。」

「手紙も書いたから。これよかったらもらって。アドレスも書いてあるからよかったらメールもしてね。」
「わかったよ。」

「最後に写真撮ってらってもいいかな?」
「もちろんいいよ。」

そして2ショット写真を撮ってもらいました。

「ありがとう。元気でね。」
「うん、ありがとう。また会おうね。」
「うん。またね。」

 

そして私の告白は終わりました。

結局付き合ってということは言いませんでした。

 

彼が私の事を好きではないことは正直わかっていたのです。

そして、この告白は彼を吹っ切るためのものだったから。

 

そして大学生活に慣れた5月頃彼からメールがきました。

それはもう嬉しくて涙が出るほどでした。

結果的に叶うことはなかったけれど、私の人生最大の大恋愛です。

 

卒業式告白エピソードまとめ

 

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