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「双極性障害」は精神疾患の1つで
明るい時期(=躁状態)と暗い時期(=うつ状態)を繰り返す病気です。
こう書くと「私もそういう時ある!」と思う方が増えそうなので(笑)
もう少し踏み込んで書くとしたらこうなります。
明るい時期と暗い時期が自分でコントロールできない病気。
季節の移り変わりなどに自動的に感情が変わります。
また10年ごとに急に変わる方もいるので周期はそれぞれです。
ちょっと危険な度合いが増しましたかね?
いや、双極性障害は危険か危険じゃないかなんてことはどっちでも良いのです!
今回は双極性障害とお仕事について書いていきます。
私の意見以外にも、他の患者さんにもインタビューしてみました♪
ぜひ参考にしてください。
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双極性障害でも仕事はできるか
※ここでの「仕事」は在宅ワークや内職などを除いています。
仕事はできますよ^^*
私自身も1人暮らししながら正社員として会社勤めしていましたし、
派遣会社のOLやパート・アルバイトとして働いている方もいます。
ただし一旦体調を崩すとかなり辛い状況になります。
特にうつ状態のときの仕事ほどきついものはありません。
思考力・集中力・コミュニケーション力がすべて低下します。
これだけならまだしも体力も無くなり、疲労感MAXで働き続けるわけです。
例えるなら人を1人おんぶして働くようなイメージでしょうか?
私は去年のうつ状態のときに、負担の少ない部署替えに替えてもらって働きました。
それはもう思い出したくないほど辛かったです(笑)
「今になって休んでおけばよかったのに」と思えますが、
極限状態になると「頑張らなきゃ」という考えになってしまうんですよね。
仕事をするにも双極性障害の治療は欠かせない
双極性障害の患者が仕事をするとき、治療は欠かせません。
仕事をするだけでなく、生活をする際にも治療はした方が良いです。
まだ病状が安定していない方や発症したばかりの方は
最低でも月に1度は通院して診察を受けた方が良いでしょう。
治療をするかしないかで本当に変わってきます。
薬が合って自分の症状を客観的に見られるようになれば
8割くらいの力で働けるようになります。
10割の力を出すと躁状態に入りかねないのでご注意を*
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本当にひどいなら休んだほうがいい
治療をしていても体調を崩すこともありますよね。
双極性障害の辛さは本人が一番よく分かっています。
感情がコントロールできずに、訳が分からず振り回されるのはとても疲れます。
そのためひどい場合は、休職など自分を休める対策を取ってください。
私は人生で2度休職、そして2度ドクターストップによる退職をしています。
こんなのでも生きていけるのでしんどい時はSOSを出してください。
双極性障害で2度のドクターストップから在宅ワークを選んだ
完全なる私事ですが、私は病状が安定するまで在宅勤務をすることにしました。
「働けるって言っただろ!」と思った方。
はい、働けます。
ただし今の薬の3倍の量を服用することになります。
もしそれでもダメなら4倍、5倍と増えていきます。
働きたい気持ちは人一倍あっても
薬を増やしてまで働きたいか?と聞かれたらNOでした。
この場合薬を増やして本気で働かれる方もいると思います。
・・・が、3度「うつ状態」を味わってみて、
まずは病状を安定させたいと感じたので在宅勤務をしようと決めました。
ちなみに在宅ワークですが、以下4つやっています。
・ランサーズのライティング
・ブログ運営
・オンライン家庭教師
・とある株式会社でのライティング
収入は減りましたが、心身ともに健康です♪(服薬していますが(笑))
こういう方法もあるんです。
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同じ双極性障害のTwitterフォロワーさんたちにインタビューしてみた
私の例だけだと「外じゃ働けないんかーい!」と思った方が多そうなので、
実際に組織に属して働いている方にインタビューしました。
・教員のAさん(女性)
Aさんは3年ほど休職したのちに復職し、現在も教員として勤務。
もちろん週5日8時間以上の勤務で、なんと担任も持っているとのこと。
疲れたり落ち込んだりすることはあるそうですが、自分の仕事がとても好きな方です。
今のお仕事を当分の間は続けていこうと考えているそうです。
・事務職正社員のBさん(男性)
仕事のオーバーワークが原因で体調悪化し休職。
休職は約1年、部署を替えてもらい復職に成功。
休職明けの2年間は、半日勤務などで体を慣らしていったそうです。
心身のバランスを考えながら、徐々に勤務時間を伸ばして現在はフルタイム勤務。
薬を微調整しながら働いています。
・アルバイトをしているNさん(女性)
主婦をしながら週4、5時間勤務でアルバイトをしているNさん。
とても明るい方で「この人が本当に精神疾患?」と思うような方です。
Twitterには美味しい料理の写真をあげたりしています♪
通院は月に1度続けていて、仕事も家事も育児もとても楽しいそうです。
・派遣OLのSさん(女性)
Sさんもフルタイム勤務です。
発症してからもずっと休まずに、フルタイムで働き続けている根性のある方。
糖質制限や栄養にこだわって生活を送ることを意識しているとのこと。
鬱になることがあっても、なんとか頑張っているみたいです。
ここでは4名のインタビューについて書きましたが、
双極性障害でも意外とたくさんの方が働いています。
正社員、派遣社員、契約社員、アルバイト、パート、主婦、在宅ワーカーなど、
業種や職種、雇用形態は様々ですが、仕事はできると希望を持ってください。
双極性障害などの精神疾患はまだまだ偏見がありますが、
こうして頑張って生きている方々がたくさんいます。
今苦しんでいる方も大丈夫です(*´ω`*)!
私もいつか必ず復帰したいので一緒に前に進んでいきましょう☆彡
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